晴鉄雨読

晴れの日以外はカメラを握らず。雨なら家で読書をば

番外5 夜の撮影で機材と腕の格差は如実に表れるという話

※この記事はアイキャッチ画像とあんまり関係ないです。

2024.01.03

夜、ちょうど倉敷美観地区での撮影を終えて疲れからか千鳥足になりながら駅に着いたとき、糸崎行の列車の入線放送が聞こえた

鉄道マニアとしてはここに行かないという手はどこを探してもなかろう。ということで、撮影に行くこととした。正直私のやるバルブの設定というのはだいたいF16、SS2~13(駅の明るさによりけり。富山駅だと13くらい必要だった)くらいで光芒を出し、ノイズを限りなく少なくして美しい記録を残すという作業に過ぎない

心配することといえば見込んでいた時刻よりも数秒ばかり早発しないかどうか(非採時駅の場合は結構心配している)や、予期しない被り電がこないかどうか(不定期回送にビビる)、あるいは一般人の迷惑になっていないかどうか、とかそれくらいのもので、普段撮影している風景写真よりかは幾分か心安らかに撮影できる方法なのである(風景写真は自然との闘いみたいなところがあるし、、ね?)

ところで、私のカメラは闇への耐性(厨二病的なやつではなく)が異常に低く、なるべく夜の撮影を避けるようにしている。特に無光源闇鉄や無光源流しなどといったある種の機材ゲーのような競技(良い機材を持っていなければそのステージにすら上がれない、ということですよ。)には到底参加が許されていないため、良い機材を持っている上手な人の写真を見て発狂するくらいのことしかできないのである。

そんなもんだからどうしても夜に電車を撮りたい!となるときは駅スナップか長時間露光でノイズをなるべく軽減する方法で撮る他方法がない。あとは光源ありきの流しくらいだろうか

ともあれ、駅での撮影以外ほとんど許されないこの腕の悪さと機材の貧弱さには辟易としているのだ。腕の面ではもう少し精進せねば新しいステージへ進むことができないのはどこの世界でも共通のことのようである(同様に機材更新もしないといけないんだけど、、、というのは言わずもがな、ということで)