伯備線沿線
年末の墓参りの仏花といえばナンテン。都市から離れた地域では大規模墓地を建設するというよりかは集落ごとに小さな墓地群のようなものを建設する傾向がよく見られる
伯備線でもその傾向があるのは言うまでもない。特に総社以北はその傾向が特に顕著に表れる区間といってもよいだろう。小さな祠や古い納屋、そして小さな墓地群などなど...そういったものを見るとなんだか得も言われぬ懐かしさを感じるものである
写真のナンテンも墓地のすぐそばで実をつけていたもの。おそらく仏花から落ちたナンテンの実が育ったものだろう。冬になり、ちょうど傍の墓の仏花と同じ実をつけていた